「二度と争わない」決意を未来へ――日中不再戦の誓いを刻む記念碑を。※想いをかたちに――十分な支援が集まれば建立へ

平和の誓いを刻む、日中市民の共創記念碑。

「日中不再戦の誓いの碑」は、戦後80年、日中国交正常化から70年という歴史の節目に、過去の悲劇を繰り返さず、未来の世代に平和の誓いを引き継ぐために設置される記念碑です。この構想は、両国の市民が共に平和への願いを形にする“民間主導の象徴的プロジェクト”として発足しました。

記念碑には、日中両言語で「二度と戦争は起こさない」という明確なメッセージを刻み、戦争体験者の証言や未来世代の声も取り入れます。それは、歴史を記憶し、教訓を風化させないという意志の現れであり、また、両国の対話と協力の象徴でもあります。

設置場所は、イベント会場である「日中友好会館」や関連施設内の公共スペースを想定し、常設展示として来館者がいつでも立ち寄れる場とすることを目指しています。設計には両国の芸術家・建築家の知恵を集め、形式や素材にも平和の意味を込める予定です。例えば、「空白の中心」を持つ石碑は“対話の余白”を象徴し、中央に設置される折り鶴やオリーブの葉のモチーフは“再生と和解”を表します。

また、この記念碑は単なる石の塊ではなく、「今を生きる私たちの意思表明」として、署名運動や子どもたちによるメッセージ参加なども組み込み、設置前から多くの市民が関われる“共創型プロジェクト”とします。完成後も、教育活動や記念日式典、修学旅行など、日中の若者や市民が平和について考えるきっかけとして活用されていきます。

この「誓いの碑」を通じて、私たちは過去と向き合いながら、未来へ向かう強い意志を世界に示します。そして、国や立場を超えた市民同士の連携こそが、本当の平和を築く力であるというメッセージを広く伝えていきます。